2014年 09月 07日
結節性痒疹と診断されるまで |
毎年、夏になるとよく蚊に刺されます。だいたいいつも掻きこわしてしまい、傷跡は黒く残ってしまい半年以上シミが残ります。シミが薄くなった頃、また夏が来て蚊に刺され...の繰り返し。もともと皮膚はそれほど強くありません。
2013年8月の終わり、山梨へ家族旅行へ行った時。ペンションで右足首を中心に足全体数箇所を虫に刺され、翌晩足に蕁麻疹が出て、掻きむしってしまいました。蕁麻疹は一晩で治りましたが、虫刺されが痒くて痒くて。あー、毎年蚊に刺された後みたいに跡が残るかなーくらいの感じに思っていました。
ところが、一週間ほど経っても痒みは治まらず、また掻き壊したところがジュクジュクしてきてしまいました。
なかなか自分の皮膚科なんて、子連れで行く気にもなれず、延ばし延ばししていたのですが、あまりにも痒くて掻き壊したあとが痛むので近所の皮膚科へ。
診断は、ただの虫刺されを掻き壊しただけとのこと。院内処方だったので、どんな薬かはわかりませんが、痒み止めと化膿止め?のようなものを配合した塗り薬と、飲み薬をもらいました。
しかし、さらに一週間たっても痒みは止まらず、なぜか湿疹が他の所にも出てきてしまいました。
どんどん他の所に移っていく感じだったので、トビヒかと思いましたが、次に受診した別の皮膚科でもトビヒではなく、虫刺されを掻き壊しただけとの診断。掻かなければ治ると言われましたが、夜も痒みで目が覚めるほど。とりあえず、掻かないようにするために、一番強いステロイド剤と、抗生剤、抗アレルギー剤、眠れるように睡眠薬まで処方されました。
あまりにも、強烈な薬の量に怯みましたが、短期間で飲んで塗って治るなら‼︎と決め、しっかりと服用しました。
ところが、痒みは全く我慢できず湿疹はお尻や太もも、お腹にまで出てきました。
次に受診した皮膚科では、薬の量と種類を変えてもらい少し安心はしましたが、状況は良くならず。そこの先生は、虫刺されを掻き壊わすとそのあと湿疹が広がるようになることがあること。一度この状態になると治りづらいこと。ステロイドや抗アレルギー剤も自分に合うものを探し続けなければなかなかよくならないこと。など丁寧に教えてくださいました。ジュクジュクした掻き壊しの治療もしつつ、経過をみましたが、少しよくなった所があるかなと思うと、別のところに湿疹ができ...
また、寒くなってきたこともあってか、朝晩は足全体に寒冷蕁麻疹が出て、痒くて気が狂いそうでした。この頃から掻き壊さないように朝晩薬を塗っては包帯でグルグル巻きに。子どものお風呂をしながら、自分の足の世話もしなければでなんだか疲労困憊でした。
二週間おきの通院も大変だったので、近所の皮膚科へ行くようになって、そこではじめてこの症状が『結節性痒疹』だということをしりました。
気がつけば季節は変わり、年末のことでした。4ヶ月もの間、デルモベートやマイザーなどのステロイドや抗アレルギー剤を使い続けても効果がなく、痒みも変わらなかったので、近所の皮膚科ではステロイドではなくオイラックスに切り替え、効果の感じられない飲み薬は辞めました。
血液検査もしてみましたが、異常はなし。
きっかけは虫刺されだけど、このように広がってしまう原因がなにかはよく分かっていないそうです。痒みが広がるメカニズムは解明されていますが。
とにかく、掻かないこと。
あとは、治っていくのを待つしかない。早くても半年。長いと数年治るのにかかりますと言われ、ゴールの見えない皮膚病と闘い続けるのか...と気分が落ち込んでいました。
2013年8月の終わり、山梨へ家族旅行へ行った時。ペンションで右足首を中心に足全体数箇所を虫に刺され、翌晩足に蕁麻疹が出て、掻きむしってしまいました。蕁麻疹は一晩で治りましたが、虫刺されが痒くて痒くて。あー、毎年蚊に刺された後みたいに跡が残るかなーくらいの感じに思っていました。
ところが、一週間ほど経っても痒みは治まらず、また掻き壊したところがジュクジュクしてきてしまいました。
なかなか自分の皮膚科なんて、子連れで行く気にもなれず、延ばし延ばししていたのですが、あまりにも痒くて掻き壊したあとが痛むので近所の皮膚科へ。
診断は、ただの虫刺されを掻き壊しただけとのこと。院内処方だったので、どんな薬かはわかりませんが、痒み止めと化膿止め?のようなものを配合した塗り薬と、飲み薬をもらいました。
しかし、さらに一週間たっても痒みは止まらず、なぜか湿疹が他の所にも出てきてしまいました。
どんどん他の所に移っていく感じだったので、トビヒかと思いましたが、次に受診した別の皮膚科でもトビヒではなく、虫刺されを掻き壊しただけとの診断。掻かなければ治ると言われましたが、夜も痒みで目が覚めるほど。とりあえず、掻かないようにするために、一番強いステロイド剤と、抗生剤、抗アレルギー剤、眠れるように睡眠薬まで処方されました。
あまりにも、強烈な薬の量に怯みましたが、短期間で飲んで塗って治るなら‼︎と決め、しっかりと服用しました。
ところが、痒みは全く我慢できず湿疹はお尻や太もも、お腹にまで出てきました。
次に受診した皮膚科では、薬の量と種類を変えてもらい少し安心はしましたが、状況は良くならず。そこの先生は、虫刺されを掻き壊わすとそのあと湿疹が広がるようになることがあること。一度この状態になると治りづらいこと。ステロイドや抗アレルギー剤も自分に合うものを探し続けなければなかなかよくならないこと。など丁寧に教えてくださいました。ジュクジュクした掻き壊しの治療もしつつ、経過をみましたが、少しよくなった所があるかなと思うと、別のところに湿疹ができ...
また、寒くなってきたこともあってか、朝晩は足全体に寒冷蕁麻疹が出て、痒くて気が狂いそうでした。この頃から掻き壊さないように朝晩薬を塗っては包帯でグルグル巻きに。子どものお風呂をしながら、自分の足の世話もしなければでなんだか疲労困憊でした。
二週間おきの通院も大変だったので、近所の皮膚科へ行くようになって、そこではじめてこの症状が『結節性痒疹』だということをしりました。
気がつけば季節は変わり、年末のことでした。4ヶ月もの間、デルモベートやマイザーなどのステロイドや抗アレルギー剤を使い続けても効果がなく、痒みも変わらなかったので、近所の皮膚科ではステロイドではなくオイラックスに切り替え、効果の感じられない飲み薬は辞めました。
血液検査もしてみましたが、異常はなし。
きっかけは虫刺されだけど、このように広がってしまう原因がなにかはよく分かっていないそうです。痒みが広がるメカニズムは解明されていますが。
とにかく、掻かないこと。
あとは、治っていくのを待つしかない。早くても半年。長いと数年治るのにかかりますと言われ、ゴールの見えない皮膚病と闘い続けるのか...と気分が落ち込んでいました。
by aya_nemo_6024
| 2014-09-07 09:25
| 結節性痒疹